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絵描きの自分と焼きもの屋の自分

94回春陽展が近づいてきました。
わたしは焼きもの屋をやっていますが、実は絵描きです。
今は東京に出品する作品の仕上げの時期なんです。

いまみや工房は焼きもの屋、陶芸体験屋さん、古民家カフェ、、イベントスペース、いろんな人がのんびりするところ等、いろんなことや思いが混在したところです。
半分は私自身だし、妻のものでもあります。そしてここを大切にしてくれるたちのきっとかけがえのない場所でもあるでしょう。
絵を描く自分、うつわを作る自分、陶芸を教える自分、詩を作り歌を作り歌う自分、最近はご無沙汰ですが百姓をする自分、どの時間もみな自分です。
ちょっと困るのが、工房での仕事が自己実現でもあるので、公私の線引きが出来にくいところです。楽しいので休みの日もつい仕事したくなってしまうのですね。

絵を描くのはなかなか難しいものです。
アンリマチスは肘掛け椅子のような絵を描きたい、と言いました。
私も見る人にああ、楽しいなあ、ずっと見てたいなあ、と思ってもらえる絵を描きたいです。
苦労がにじみ出てる絵はもう卒業したいと思っているのです。
でもリラックスできる美を画面に定着する、というのは簡単ではありません。
自分を超えたものを表現しないといけませんから。
私に言わせると、個性とか、独自性などは後から自然についてくれば良いのでは、と思っているのです。

実をいうとちょっと絵を描くのが楽になってきました。リラックスのつぼみたいなのが腑に落ちてきたといいますか。
楽しくて、いいなあ、という絵をもう少し枚数描きたいなあ、と思っています。

陶器は人が使うものですから、さらにリラックスのつぼを心得てないといけないような気がします。
土と、化粧と釉薬と焼成の関係は複雑怪奇です。
これに形、大きさ、重さ、手の馴染み、使い勝手などがぴったりフィットして初めてお客さんは手に取りお金を出して買ってくれるのです。
そして自己実現の流れの中で仕事をしているのですから、自分が本当にいいなあ、と思うものでもなければ当然いけません。
ここ3年間ずいぶんこのあたりの微調整に時間を費やしてきましたが最近はようやくコンスタントに思う窯出しができるようになってきました。

絵と陶器は私の中では二人三脚なのです。

作家にはいろんなタイプがあります。ほんと、湧き出てくる人いますよね。
どう見ても天才でなく器用でもない私(まず湧き出てくるタイプではない)が出来そうなこと。

己を知り、己を育てること。そして本物を学び本物のみを目指すこと。
そんな中でふわっと自分が出てくるのだと思っています。

こんな挑戦をしながら、きりはない道ですが絵も陶器ももう少し、頑張りたいなあ。






絵の話


土の人、という画題で絵を描いています。
大分出来てきたんだれどこれからがしんどい。
詰めて曖昧さを無くして密度を上げて行こうとすると固くなる。
生き生きしなくなる。
だけど曖昧なものが多いと甘くなる。
心持ちを描くって、結構骨が折れます。
焼き物はその点、焼けて出てくればいいか悪いかどちらかみたいなところなので健康的な仕事です。
どちらが楽しい、とかどちらがいい、悪い、というものでもないですが。



美術団体 春陽会の山陰グループの作家たちによる小品の展覧会です。三島ももちろん出品しています。
油彩中心で版画もあります。日常のなかで見つめた美をそれぞれが小品として等身大の表現をしているところに見所があるやも。
良質な作品がならび、良い展示になりました。お時間あれば是非御覧ください(^_^)
入場無料です。

http://www.tp-shimane.net/















波根漁港の家並み

今日は春陽会山陰研究会のスケッチ会で大田の波根に来ています。
このスケッチを作品仕上げて洋画展に出そうかと(^_^)

春陽会山陰研究会展

もうすぐ春陽会山陰研究会展です
目下、奮闘中(^ω^)

2014しゅんよう裏表元版新色アウトライン2

なかなか雰囲気の良いグループ展です。